HOME > 過去の情報
豪日交流基金助成、オーストラリア学会秋学期公開講座 終了しました
IITを活用したオーストラリアの高齢者介護
(Innovation in Information Technology of Aged Care in Australia)
豪日交流基金助成オーストラリア学会主催・関西医科大学共催
豪日交流基金助成オーストラリア学会主催による関西医科大学大学院公開講座を
下記のとおり開催いたしますのでご案内いたします。
講演テーマ: Innovation in Information Technology of Aged Care in Australia
ITを活用したオーストラリアの高齢者介護
講 演 者 : Jo Laker & Karen Wilson
(サマリンダロッジ高齢者介護サービス 看護師長・介護の質における教育担当者)
司会 三宅眞理(関西医科大学公衆衛生学教室)
討論者 冨岡公子(奈良県立医科大学地域健康医学教室)、保田淳子(日本ノーリフト協会)
通訳 山口樹子
日 時 : 平成23年2月4日(金)17:00~18:30(予定)
場 所 : 関西医科大学付属滝井病院南館 2階 臨床講堂
~講演要旨~
オーストラリアは介護予防を行うことにより介護費用の軽減を図る取り組みが
いち早く行われており、社会保障支出の対GDP比や人口一人当たりの医療費が低く、中負担・中福祉の国ともいわれる社会保障の先進国の一つである。
今回はオーストラリアで行われている介護労働の軽減と安全を目的とした介護サービスの紹介や日本の介護の現状の報告から看護や介護についてグローバルな視点から検討する。介護サービスの質の向上にはITを用いた介護、チーム介護と介護機器の利用促進、要介護者の自立を促進する介護が期待される。これらの3つのサービスを位置付け、介護者、要介護者がともに安心できるわが国の高齢者介護についてオーストラリアの看護スタッフを交えて考える機会にしたい。